ディストピアを片手に外へ
いつからか(80年代からか?)、ボクらは「ディストピア」な未来に
リアリティーを感じるようになった。
未来は決して楽観できない。
世界のみんなが幸せになれるわけない。ありえない。
世界中のコンピュータはネットを介して繋がって、真実かデマかを
判断できないうちに情報は瞬時に駆け巡ってるし。
ビデオゲームのようなホントの戦争より、見たこともない、妄想の
ディストピアの方がよほどリアルに感じてしまってないかい?

おそらく(主観的なことなのだけども)、「自分は幸せではない」と
感じている人の方が、「自分は幸せだ」と感じている人より多いと思う。
個人的、国家間的、世界的な心配事が溢れていて、自殺者は増えて
心の病はすごく身近なものになってしまった事がそれを物語っていると思うし。
幸せの定義がどうあれ、「自分は幸せではない」と思っていて、
「幸せになれそう」という希望を容易に持てないような状況であるならば、
やっぱり「ディストピア」をリアルに感じるんじゃないかな。
飛躍しすぎか?
でも、いま世界を比較的簡単に見渡せるようになって、未来に対して
希望なんてなかなかもてないしね。
もちろん、希望を持てるように自分をコントロールすべきなんだと思うけども。
っていうかね、先日Amazonから届いた、world’s end girlfriend の 「The Lie Lay Land」
がすばらしかったのですよ。
インディペンデントレーベル (2005/02/25)
売り上げランキング: 507
静寂と喧騒、旋律とノイズ、相反するものが無秩序風な秩序の上に存在している感じ。
「可憐なディストピア」とか「生きている廃墟」といったイメージ。
ボクは「The Lie Lay Land」の音に「生」を感じたのです。
廃墟の中で背を伸ばす草花や荒廃した世界で遊ぶ子供たちがこのアルバムには
込められていると思います。
The Lie Lay Land という閉じた世界に。
そして、今日もボクは、それらを片手に家を出るのです。
ボク的にフラグが立っちゃったので他のアルバムも買ってみます:-)
